ピサ観光記
メガネ置きです。
ボローニャから電車に揺られること約3時間、フィレンツェに次いでトスカーナ州の第2の観光都市と称される、ピサを訪れました。
今回は、その様子についてお話しします。
小さくも美しい広場
ピサと聞いて誰もが真っ先に思い浮かべるのは、かの有名なピサの斜塔でしょう。
1372年に完成したピサの斜塔は、高さ約56m、傾斜角度約4°の鐘楼塔で、建設の最中に地盤の沈下が生じて傾いてしまったのだそうです。
…ピサの斜塔。実際に目の当たりにすると、その傾き具合に感動します。
ピサの斜塔といえば、イタリア随一のフォトスポットといっても過言ではありません。
散々悩んだ末に、私は斜塔をキスしながら支える写真を撮りました。
そんなピサの斜塔が建っているのは、1987年に世界遺産に登録され、奇跡の広場とも称されるドゥオーモ広場で、この広場には大聖堂、洗礼堂、カンポサントなどのピサが誇る観光名所が結集しており、小さいながらも美しく洗練された景観を持つ素敵な場所となっていました。
…手前が大聖堂で、奥が洗礼堂。私は建築様式に疎いので詳しいことはわからないのですが、ロマネスク建築という古い様式が用いられているそうで、繊細かつ堂々とした美しさを感じました。
ピサの有名な観光名所は基本的に全てドゥオーモ広場に位置していたので、中央駅から少し離れていることを除けば、短時間で気軽に観光することができて良いなと思いました。
…駅からドゥオーモ広場への道中。観光客向けのお土産の他、骨董品を販売しているお店も多く見られました。
イタリアを旅行する機会があれば、フィレンツェ観光と合わせてぜひピサにも訪れてみてください。