メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

ミラノ観光記

メガネ置きです。

 

ボローニャから約2時間の電車の旅を経て、北イタリア屈指の観光都市、ミラノを訪れました。

 

今回は、その様子についてお話しします。

 

 

ここは東京?

ミラノのシンボルといえば、着工から完成まで5世紀もの年月が費やされたとされる伝説のゴシック建築ミラノ大聖堂です。

 

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ミラノ大聖堂。その佇まいは圧巻。ここまで大胆さと繊細さが見事に共存している建築は見たことがありません。

 

この大聖堂を下から見上げていると、自分の存在が恐ろしくちっぽけなものに思われ、長い時間の中に取り残されたような感覚になります。

 

3€でチケットを購入し、大聖堂の中も見て回りました。

 

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…大聖堂の中で撮影した写真。ステンドグラスの美しさに息を呑みます。

 

ミラノ大聖堂を思う存分に堪能した後は、有名なヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアとスカラ座の前を通り、お昼ご飯を食べるお店へと向かいました。

 

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ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア。開放感のあるガラス張りの天井の下には、プラダやルイヴィトンなどの高級ブランド店がずらりと並んでいました。

 

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スカラ座。ガレリアの豪華絢爛な様子とは打って変わって、非常に落ち着いた雰囲気の建物でした。

 

お昼ご飯を済ませた後は、ヨーロッパ最大規模の無印良品の店舗「MUJI CORSO BUENOS AIRES」へ足を運んだり、2018年9月にオープンしたばかりのスターバックスイタリア1号店「Starbucks Reserve Roastery Milano」で少し休憩したりと、私が個人的に興味のある場所をぐるりと網羅しました。

 

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…ミラノのMUJI。噂通りかなり大きな店舗でしたが、ボローニャ店と同様に食品の種類は少なかったです。

 

スターバックスを訪れた感想については、少し長くなってしまいそうなのでまた別の記事でお話ししようと思います。

 

今回のミラノ観光で私が最も強く抱いた印象は、ミラノの街並みの様子が、東京とよく似ているということでした。

 

ミラノといえば、イタリア経済と世界の流行をリードし続ける、イタリア切っての大都市です。

 

ボローニャとは比べものにならないほど近代的かつ機能的な街だと話には聞いていたものの、実際に目の当たりにしたその近代化の程度は、私の想像を超えていました。

 

新宿や渋谷を思い出させるような高層ビルや、有名ブランド店が顔を揃える近代的なショッピングモールなどを眺めながら、たとえ日本とイタリアという遠く離れた国どうしでも、近代化の波に従って街を整備していくと同じような街並みに行き着くのだなと思いました。

 

しかしそんなミラノでも、中心地から少し外れた地域には伝統的なイタリアらしい街並みがしっかりと残されており、イタリアらしいゆったりとした時間が流れていました。

 

また、ミラノではバス、地下鉄、トラムなどの公共交通機関が街中を縦横無尽に走り回っており、交通の便が非常に良いです。

 

私はミラノに到着してすぐに、これらの公共交通機関が24時間利用し放題の、1日利用券を購入しました。

 

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…1日利用券。たったの4.5€で、ミラノの公共交通機関に終日乗り放題と非常にお得です。ミラノ観光の必須アイテムです。

 

今回のミラノ観光では、近代的発展の中でイタリアがどのようにして古さと新しさの共生を図っていくのか、その一部を垣間見ることができたような気がしました。