メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

メガネ置きです。

 

今回は、日本の習慣とイタリアの習慣の違いに注目してみたいと思います。

 

両者の間には、当然ながら様々な違いが見られますが、私が特に興味深いなと思ったのは、鼻水が垂れてきた時の処理の仕方の違いです。

 

 

鼻をすするのはオカシイ?

日本では、鼻水が垂れてきた時に鼻をすすってやり過ごす方法がありますが、皆さんはこれに対して特に違和感を抱かないかと思います。

 

しかし、この「ズズッ」と鼻水をすする行為は、イタリアを含むヨーロッパでは一般的ではないようです。

 

私も鼻水をすする癖があるのですが、何人かのイタリア人の友達に、咎められたわけではありませんが、この癖を指摘されました。

 

イタリアでは、鼻をすするのではなく、鼻をかんで鼻水を外に出す方法が一般的です。

 

びっくりするくらい大きな音を立てて、みんな派手に鼻をかんでいます。

 

イタリア人の中には、1枚のティッシュを何度も使ったり、鼻をかむ用のハンカチを持ち歩いていたりする人もいるようです。

 

日本では反対に、この人前で大きな音を立てて鼻をかむ行為が、驚きの目で見られてしまうこともあるでしょう。

 

ただ、イタリアで絶対に鼻をすすってはいけないのかというと、もちろんそういうわけではありません。

 

こちらが外国人であることを汲んでくれるので、最低限の節度を守っていれば、問題に発展することはないと思います。

 

ただ、やはり彼らからするとこの鼻をすする行為は珍しく映るようで、ティッシュを手渡されたこともありました。

 

鼻水の処理の仕方ひとつでも、日伊の習慣にこのような違いが見られるのは、面白いなと思いました。