メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

ヴォンゴレ

メガネ置きです。

 

今回は、私が気に入ったイタリアグルメについてお話しします。

 

 

ヴォンゴレ

今回ご紹介するのは、ヴォンゴレと呼ばれるパスタ料理です。

 

「ヴォンゴレ」はイタリア語で「アサリ」を意味する言葉で、ヴォンゴレのパスタは、アサリなどの二枚貝を使った海鮮パスタのひとつです。

 

貝を白ワインで蒸した「ヴォンゴレ・ビアンケ」や、トマトソースで和えた「ヴォンゴレ・ロッセ」などが有名ですが、地域ごとに様々な食材を使用したヴォンゴレが存在します。

 

当然ながら、ヴォンゴレ・ビアンケとヴォンゴレ・ロッセでは味が全く異なりますが、香ばしい磯の風味を感じられるという点はどんなヴォンゴレにおいても共通しています。

 

リストランテで注文すると、パスタの大皿と一緒に小皿が運ばれてくるので、アサリの殻はそちらのお皿に除けましょう。

 

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…ヴォンゴレのスパゲッティ。サルデーニャ州カリャリという街で食べたものなのですが、サルデーニャ名物のボッタルガ(ボラの卵巣の塩漬け)で味付けされており、鮮やかな黄色のヴォンゴレでした。

 

ヴォンゴレをはじめとするイタリアの海鮮料理の魅力は、なんといってもその絶妙な塩加減にあります。

 

素材本来の味や香りを最大限に引き立てるような塩加減で、決して塩辛すぎることはなく、かといって物足りなく感じることもありません。

 

絶妙なバランスの上で成立するイタリアの海鮮料理独特の旨味を、ぜひ味わってみてください。