メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

植物園

メガネ置きです。

 

今回は、日々の疲れを癒してくれる、ボローニャのお気に入りスポットについてお話しします。

 

 

みなぎるマイナスイオン

皆さんは、日常の中でストレスを感じた時、どのようにそれを発散させていますでしょうか。

 

人によって様々な発散法があるかと思いますが、その中のひとつとして、自然豊かな場所でのんびりと時間を過ごすことは、ストレスを軽減する効果があると言われています。

 

実はボローニャの中心部に、このヒーリング効果を期待できる、知る人ぞ知る場所があります。

 

今回ご紹介するのは、「Orto Botanico ed Erbario」という植物園です。

 

この植物園は、イルネリオという大通り沿いの大学施設の敷地内にあり、植物学などを勉強している学生たちが管理及び調査を行なっていますが、広く一般にも解放されています。

 

入り口が少しわかりにくい場所にあるのが難点ですが、ひとたび中に足を踏み入れると、そこにはボローニャの町中にいることを思わず忘れてしまうような、植物だけの世界が広がっています。

 

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…植物園。中央に見えるビニールハウスだけは、関係者以外立ち入り禁止となっています。


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…中を歩いていると、その広さに驚かされます。建物がひしめき合うボローニャ市内に、こんなのびのびとした植物園があるとは思いもしませんでした。

 

学生たちのフィールドワークにも利用される植物園のため、よくあるような木々や草花はもちろん、食虫植物やミツバチの巣など、少し珍しいものも見ることができます。

 

また、敷地の奥の方は木々の生い茂る森のようになっているため、ボローニャの中心部にいながら森林浴を楽しむこともできます。


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…敷地内の池。マイナスイオンがほとばしります。


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…園内には植物だけでなく、様々な生物も観察することができます。写真の岩場には、物凄い数のトカゲが潜んでいました。


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…綺麗な花が植えられた花壇のスペースもあります。5月初旬に訪れた時は、赤やピンクのバラが咲き誇っていました。


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…植物園の最深部、一面緑色の広場。敷地内には至る所にベンチが設置されているので、たくさんの植物に囲まれながら、のんびりと読書をするのもいいでしょう。

 

植物たちの癒し効果のおかげで、この植物園を頭を空っぽにして一周すれば、並大抵のストレスであれば簡単に吹っ飛ばすことができます。

 

何かとストレスが溜まりがちな留学生活の逃避場所として、私はここをお勧めします。

 

ただ、夏場は虫が大量に発生するとのことなので、虫が苦手な方はお気を付けください。