国際郵便
メガネ置きです。
長期留学をするうえで気になる問題のひとつに、日本から留学先の国に荷物を送れるのか、ということがあります。
飛行機に持ち込める制限量を超えてしまった荷物や、現地に到着してからどうしても必要になったものを日本から届けるためには、国際郵便を利用することになります。
今回は、私がイタリアで暮らし始めてから何度か利用してきた、日本からイタリアへの国際郵便の手順についてお話ししようと思います。
EMS
国際郵便の手順について話すと言っても、留学中の当人が現地で行うことは実は荷物を受け取ることのみで、ほとんどの手順は日本にいる荷物の送り手が行うことになります。
私がこれまで利用してきたのは、日本郵便のEMS(国際スピード郵便)という、国際郵便のサービスになります。
万国郵便連合に加盟している国の郵政省がサービスを提供しており、多くの地域間で荷物を迅速に送り届けることができます。
私が暮らしているボローニャには、だいたい1週間前後で荷物が到着します。
料金は、送り先の国が属する地域や荷物の重量によって変わりますが、送ることができる荷物の重量は最大30kgでまでです。
EMSの料金表
↓
https://www.post.japanpost.jp/int/charge/list/ems_all.html
荷物を発送するまでの手順は、大きく分けて、
①梱包する
②伝票を書く
③郵便局の窓口に持っていく
になります。
禁制品や重量オーバーなどに注意しながら荷物を梱包したら、郵便局でもらえるEMS用の伝票に情報を書き込んでいきます。
伝票の内容品の記入欄には、税関でのトラブルを避けるため、できるだけ詳しく情報を書いた方がいいでしょう。
伝票を荷物に貼り付けたら郵便局に持っていき、窓口に預けて支払いを済ませれば、あとは現地に荷物が到着するのを待つだけになります。
EMSを利用する最大の利点は、配達中の荷物の状況を逐一追跡できるということです。
送り状に記載された「お問い合わせ番号」を日本郵便のサイトで入力すれば、荷物が今どこにあるのか、そして手続きがいつどのように進行し、現在はどの段階にあるのかなどをしっかりと確認することができます。
荷物の現状を把握できるかできないかでは安心感がかなり違ってくるので、このサービスは非常に助かります。
配達状況の確認
↓
https://www.post.japanpost.jp/int/ems/delivery/
また、EMSは紛失や破損などの万が一の場合に備えた補償制度も設けているので、国際郵便における信頼度の高さはピカイチなのではないかと思います。
私はこれまで何度かこのEMSを利用してきましたが、トラブルなどが起こったことは一度もなく、全て無事に荷物を受け取ることができました。
ただ、日本から送った荷物の内容品が税関で引っかかり、関税を支払うことになってしまったという話も実際に聞いたことがあるので、慎重に準備をしたうえで臨む必要があるのも事実です。
手続きについてもっと詳しく説明してくれている他のサイトを参考にしながら、ぜひEMSの国際郵便を利用してみてください。