トリノ観光記①
メガネ置きです。
ボローニャから電車で約2時間。
トリノにやって来ました。
今回は、1泊2日のトリノ観光のうち、1日目についてお話しします。
ミイラになりたい
italoの直行列車に揺られること約2時間。
トリノのPorta Susa駅に到着しました。
トリノ大学に留学中の友達と感動の再会を果たし、早速観光をスタートしました。
トリノの街は、ボローニャに比べて、様々な面で規模が大きく、そして洗練された印象を受けました。
…カステッロ広場。
最初に訪れたのは、有名なエジプト博物館です。
…エジプト博物館の入り口。
カイロのエジプト考古博物館に次ぐ規模の展示があるそうで、ありとあらゆるエジプト美術・史料がダイナミックに並べられていました。
一緒に見物していた友達が、頻りに「俺もミイラになって後世に姿を残したい」と呟いていたのが印象的でした。
映画の中にいるような
次に訪れたのは、国立映画博物館です。
トリノの街のシンボル、モーレ・アントネッリアーナの中にある博物館で、映画の撮影機材や小道具、台本などがユーモラスに展示されており、楽しみながら映画の歴史を辿ることができました。
…モーレ・アントネッリアーナ。大きすぎてうまく撮れない。
圧巻だったのは、巨大な映画スクリーンと鑑賞用の椅子がズラリと設置され、それらを螺旋状に取り囲むかたちで様々な展示が連なり、モーレ・アントネッリアーナの天井まで見通すことができる大きな吹き抜けの空間でした。
…まるで映画の中の世界のようでした。
上記の2つの博物館のうち、私は国立映画博物館がお気に入りでした。
アペリティーボ万歳
イタリアには、本格的なディナーの前に少しのアルコールや軽食をつまんで小腹を満たす、アペリティーボという習慣があります。
夕食は、そのアペリティーボを試してみることにしました。
飲み物を1杯注文して9€を支払えば、ドルチェも含めた軽食が食べ放題というなんとも嬉しいルールで、これだけで十分にお腹を満たすことができました。
ここで初めて飲んだスピリッツという蒸留酒がとても美味しく、気に入りました。
続きは、トリノ観光記②でお話しします。
…ちなみに、宿泊したのはこんな感じの可愛いお部屋でした。