コインランドリー
メガネ置きです。
先日、私が住んでいる家の貯水タンクから水漏れが発生するという、ちょっとしたハプニングが起こりました。
修理が完了するまで出来る限り節水をしようということになったので、いい機会だと思い、イタリアのコインランドリーへ洗濯をしに行きました。
今回は、その様子についてお話しします。
ありがとうおばちゃん
まず最初に断っておかなければならないのは、私が日本で一度もコインランドリーを利用したことがないということです。
そのため、イタリアと日本のコインランドリーを比較することは、残念ながら私にはできません。
日本のコインランドリーでも当たり前のことを、さもイタリアのコインランドリー特有のことのように表現してしまう恐れがありますが、あらかじめご了承ください。
コインランドリーは、イタリアでは「Lavanderia」と検索すれば見つけることができます。
私が行ったコインランドリーは、店内が洗濯機ゾーンと乾燥機ゾーンに分割されており、その中間に精算機が設置されていました。
また、洗剤は持ち込みで利用することができますが、入り口付近に設置された自動販売機で洗剤や柔軟剤を購入することもできました。
洗濯機と乾燥機は、洗濯物の重量に応じて値段が設定されていました。
利用方法は、以下の通りでした。
①洗濯機に洗濯物と洗剤を入れ、蓋を閉じる
②精算機で料金を支払い、使用する洗濯機の番号を選択する
③洗濯のメニューを選び、スタートボタンを押す
④洗濯が終わるまで待つ
乾燥機も全く同じ流れでした。
……などと偉そうに解説をしている私ですが、初めは何をどうすればいいのかさっぱりわかりませんでした。
洗濯機と乾燥機の間を行ったり来たりしている私を見かね、店内で洗濯が終わるのを鼻歌交じりに待っていたおばちゃんが声をかけてくれて、コインランドリーの利用方法を詳しく教えてくれました。
そのおばちゃんは、私だけでなく、その後にやって来た利用客にも懇切丁寧に利用方法を説明してあげていて、ひょっとしたらこのコインランドリーの従業員なのではないかと疑ってしまいました。
結局、私より先に洗濯を始めていたはずのおばちゃんよりも早く洗濯を終え、コインランドリーを後にすることになりました。
ボローニャの人たちは、とても親切です。