フェッラーラ観光記
メガネ置きです。
ボローニャからヴェネツィア行きの電車に乗ること約30分、ルネサンス文化の面影を残し「ルネサンスの華」と称される町、フェッラーラを訪れました。
今回は、その観光の様子についてお話しします。
中世にタイムスリップ
フェッラーラ駅から20分ほど歩くと、エステ家の統治時代である14世紀に建造されたという、エステンセ城が姿を現しました。
…エステンセ城。褐色の城壁が美しい、迫力のあるお城でした。
エステンセ城の周囲には、水を湛えた幅の広いお堀があり、しばし懐かしき日本のお城に思いを馳せました。
城の先に進むと、トレント・トリエステ広場という素敵な雰囲気の広場に出ました。
…トレント・トリエステ広場にある、フェッラーラのカッテドラーレ。フェッラーラの守護聖人であるサン・ジョルジョを祀っているそうです。楽しみにしていた正面部分は、残念ながら改修工事中で見ることができませんでした。
昼食を済ませた後は、フェッラーラの町で最も中世の面影を色濃く残す小道、ヴォルテ通りを歩きました。
…ヴォルテ通りには、上に人が住んでいるというアーチ状のトンネルがいくつも続いています。まるで本当に中世の世界にいるような気分になりました。
そして最後に訪れたのが、ギザギザとした外壁が非常に印象的なお屋敷、ディアマンテ宮殿でした。
…ディアマンテ宮殿の外観。壁一面が尖った四角錐で構成されており、まるで鉄ヤスリのようでした。
…近づいてみると、こんな感じ。ディアマンテ宮殿の中には、綺麗な中庭がありました。
フェッラーラは、古き良き中世の町並みが思う存分に楽しめる、素敵な町でした。
お昼ご飯については、また別の記事で取り上げたいと思います。