メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

ヴェネツィア観光記②

メガネ置きです。

 

今回は、ヴェネツィア観光記の続きをお話しします。

 

 

ガラス細工の島、ムラーノ

昼食を済ませた後は、2年前のヴェネツィア旅行では訪れなかった、ムラーノ島ブラーノ島へ行くことにしました。

 

名前がよく似ていて紛らわしい両島ですが、ヴェネツィア本島の北東部にある離島のため、ヴァポレットと呼ばれる水上バスを利用して行く必要があります。

 

ヴァポレットは、1回乗船券が7.5€、1日乗船券が20€で、ムラート島とブラーノ島の両方を回る場合は最低でも3回乗船することになるため、仮に昼過ぎに購入するとしても1日乗船券を買った方がお得です。

 

まず上陸したのはムラーノ島で、ここは美しいガラス細工で有名です。

 

ヴェネツィアのガラス細工は、かつてのヴェネツィア共和国の繁栄を支えた重要な産業のひとつで、ムラーノ島ではその優れた技術が現在に至るまで守り伝えられています。

 

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ムラーノ島。島内はそれほど広くありませんが、ガラス工房や博物館など、見所はたくさんありました。

 

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ムラーノ島には、ガラス細工を取り扱うお土産屋さんが無数にあります。

 

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…特に気に入った猫と金魚のガラス細工。

 

今回は時間の都合上、工房や博物館などの見学は行いませんでしたが、もしまた訪れる機会があれば、ゆっくりと時間をかけて観光したい島だなと思いました。

 

 

カラフルな島、ブラーノ

次に、ブラーノ島に上陸しました。

 

この島の最大の特徴は、カラフルな家々が並ぶ綺麗な風景です。

 

そのインスタ映え間違いなしの風景を目に焼き付けるため、日が暮れかかるブラーノ島を、急ぎ足で移動しました。

 

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水上バス乗り場からインスタ映えスポットへと向かう途中の、ぶどう畑で撮影した1枚。これはこれで絶景でした。

 

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ブラーノ島。話に聞いていたとおりの、カラフルで可愛らしい島でした。

 

隣り合う家の色が必ず違うように塗られていて、とても面白かったです。

 

また、ブラーノ島はレース編みが盛んな島としても有名で、島内にはユニークなレースのお土産がたくさん売られていました。

 

島ごとに違った産業が発達しているところに、ヴェネツィアの歴史の特殊性を感じました。

 

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…海の向こうに日が沈み、楽しかったヴェネツィア観光にも終わりが近付きます。

 

今回ヴェネツィアを歩き回っていて思ったのは、ヴェネツィア観光は1日では全く時間が足りないということでした。

 

私の場合は一度来たことがあったので、本島での観光をぱぱっと済ませることができましたが、初めてのヴェネツィア観光であれば、最低でも2日は日にちを確保しておいた方がいいと思います。

 

ヴェネツィアは本当に魅力がたくさん詰まった素敵な場所で、ここで留学している友達がほんの少し羨ましくなった、そんな小旅行でした。