Gelateria Gianni
メガネ置きです。
今回は、ボローニャで見つけたおすすめのお店についてお話しします。
ジェラートとは?
突然ですが、皆さんはジェラートとアイスクリームの違いをご存知ですか?
イタリアではジェラート、日本ではアイスクリームがそれぞれ主流ですが、両者の間に明確な違いはあるのでしょうか。
日本ジェラート協会によれば、広義では両者とも「凍ったお菓子」全般を指す名称で同じですが、狭義では区別がなされるようです。
日本のアイスクリームは、全体の成分中乳固形分が15%以上、かつその内の8%が乳脂肪でなければならないと法令で定められているのですが、イタリアのジェラートは一般的に乳脂肪5%ほどで製造されるため、日本の分類でいえばアイスクリームではなく、アイスミルクに属するものなのだそうです。
難しいことはよくわかりませんが、両者は微妙に違うということでいいでしょう。
Gelateria Gianni
ここまでの流れでなんとなく予想がついているとは思いますが、今回ご紹介するお店は、お勧めのジェラート屋さんです。
ボローニャの観光名所「アッシネッリの塔とガリセンダの塔」のすぐ目の前という絶好のロケーションのため、いつも大勢のお客さんで賑わっている、「Gelateria Gianni」というお店です。
1976年にボローニャで開店したGelateria Gianniは、現在はボローニャ周辺に計4店舗を構え、1日に100〜200kgものジェラートを販売するほどのお店に成長しています。
…Gelateria Gianni。鮮やかなオレンジと白の店舗が、道行く人の目を止めます。
…店内の様子。日中はかなり混雑し、ジェラートのショーケースを眺めるのにも一苦労です。
このお店の面白いところは、変わった名前の味のジェラートがたくさん用意されているところです。
なぜその名前がついたのか全くわからない「Samurai」味や、お店の目の前にそびえ立つ斜塔の名を冠した「Le Due Torri」味など、思わず試してみたくなる味が揃っています。
…Le Due Torri味。ヌテッラをベースに色々な材料が組み合わされていて、とても美味しかったです。
普通の味のジェラートに飽きてきたなら、複数の材料が盛り込まれた、オリジナリティ満載のGelateria Gianniのジェラートがお勧めです。