メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

カリャリ観光記③

メガネ置きです。

 

今回も、前回に引き続きカリャリ観光記の続きをお話しします。

 

 

ピンクフラミンゴ

カリャリを地図で見ると、中心部の東側にある巨大な池のようなものがひときわ目を引きます。

 

モレンタルジュスという名前のついたこの池の正体は大きな塩田で、世界的にも珍しい、野生のピンクフラミンゴの生息地でもあります。

 

もともとはフラミンゴたちが海を渡る途中の休息地だったのですが、やがてフラミンゴたちが住み着くようになり、年中彼らを観察することができるようになったのだそうです。

 

塩田の一部は「ナトゥラーレ・モレンタルジュス・サリーネ公園」という長い名前の自然公園となっており、塩田の近くを散策することができます。

 

ただ、望遠鏡などを持っていないとピンクフラミンゴの姿をはっきり観察するのは難しいそうで、ならば上からその様子を見てみようと、私は「モンテ・ウルピヌ公園」という場所に行くことにしました。

 

モンテ・ウルピヌ公園は小さな山の中に作られた自然豊かな公園で、その頂上からは塩田を含めたカリャリの眺めをとても良く見渡すことができました。

 

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…モンテ・ウルピヌ公園から見た、ナトゥラーレ・モレンタルジュス・サリーネ公園とその周辺の景色。


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…同じく、モンテ・ウルピヌ公園からの眺め。


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…モレンタルジュス塩田。この状態だと分かりづらいですが、、、


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…拡大してみるとどうでしょうか。無数に見えるピンク色の小さな点は、なんと全てピンクフラミンゴです。ものすごい数でした。


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…モンテ・ウルピヌ公園では、ピンクフラミンゴこそいないものの、たくさんの鳥たちがのびのびと暮らしています。


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クジャクが普通に歩道を歩いていたのでびっくりしました。ここではケージなどに入れず、放し飼いにしているようです。

 

 

その他、食べた物など

カリャリでは、イタリア本土ではお目にかかれない、サルデーニャ名物の料理を色々食べることができました。

 

特に気に入った食べ物に関しては、また別の記事を作ってご紹介する予定なので、ここではそれ以外のものについて簡単に触れていきたいと思います。


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…「Gli Stefini」というジェラテリア。私が泊まったアパートの大家さんによると、このジェラテリアで働いている人の兄弟が、ボローニャで「Stefino Organic Gelato」というジェラテリアを経営しているとのことでした。


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…店員さんがとても親切にしてくれたので、滞在中に結局3回訪れた「Antica Cagliari」というリストランテ


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サルデーニャの伝統的なパン、パーネ・カラザウ。パリパリとした食感が特徴の極薄パンで、食感が非常に軽いためついつい食べ過ぎてしまいます。


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…港町カリャリに来たら、絶対に試しておきたい魚介のフリッティ・ミスティ。


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…魚の種類を忘れてしまったのですが、こちらは魚のグリル焼き。身がほくほくでとても美味しかったです。

 

今回で、カリャリ観光記シリーズは終了になります。

 

急遽行くことを決めた弾丸旅行だったのですが、ゆったりとした時間の流れるカリャリ独特の雰囲気のおかげで、心の休まる素敵なバカンスを過ごすことができました。