サーカス
メガネ置きです。
先日、マッジョーレ広場に突如として現れた大きなテントの中で、サーカスを見る機会がありました。
今回は、その様子についてお話しします。
メガネ置き大興奮
事前にチケットを予約する必要はありましたが、基本的な料金は無料でした。
サーカス団の集金は、ショーが終了した後に観客自身が納得するだけのチップを支払うという仕組みになっていました。
…開演直前のテント付近の様子。ショーは21:30から始まりましたが、多くの観客が詰めかけてテント内の客席は超満員でした。
私はそれまで一度もサーカスを見たことがなかったので、人生初のサーカスをイタリアで見るという粋な条件も含め、かなり期待が高まっていました。
結果は、その期待を大きく上回りました。
とても自分と同じ人間とは思えない筋力や柔軟性、バランス感覚。
そして団員同士の信頼関係が随所に垣間見える息の合った連携。
彼らは観客の興奮を掻き立てる術を全て心得ているようで、最初から最後まで興奮させられっぱなしでした。
中でも特に興奮したのは、ショーの終盤に行われた綱渡り。
あのぐらぐら揺れる細いロープの上でなぜ立ち続けていられるのか、不思議でなりませんでした。
ひとつだけ心残りがあるとすれば、自分のイタリア語の能力が不十分だったため、司会が立て続けに飛ばしまくるジョークをあまり理解できなかったということです。
司会が喋るたびに会場が笑いに包まれていたので、私もいつか周囲の人たちと同じように笑えるよう、勉強を頑張りたいと思いました。
いずれにしても、私の初めてのサーカス観賞は、大満足で幕を閉じました。