メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

メガネ置きです。

 

ボローニャの道を歩いていると、日本で私が暮らしていた地域の道とは、少し違うなと感じることがあります。

 

今回は、ごくありふれたボローニャの道に焦点を当てて、私が特徴的だと思ったことについてお話しします。

 

 

ポルティコ

まず日本の道と大きく異なるのは、歩行者の頭上を覆い隠すように連なる柱廊、ポルティコがあるということです。

 

このポルティコのおかげでボローニャの町並みはとても美しく、そして直射日光や雨、雪などに晒されずに歩けるという、実用的な恩恵も受けられます。

 

以前ポルティコについて記事を書いたことがあるので、ぜひそちらも読んでみてください。

 

 

信号無視

ボローニャでは、交通量の多い大通りを除き、歩行者の信号無視が日常茶飯事で行われています。

 

たとえ信号が赤でも、車が来ていなければ躊躇なく渡るのが普通といった様子で、その影響を受けて私も信号無視に慣れ始めてしまっています。

 

信号無視が行われていても、基本的にはボローニャの道はうまく機能していますが、時折ひやりとする場面を見かけることもあります。

 

ボローニャで車を運転する時には、おそらく日本での運転以上に注意力が必要になるでしょう。

 

 

タバコ

ボローニャの道は、常にタバコの臭いがするといっても過言でもありません。

 

分煙の文化は全く見られず、道行く人々は思い思いにタバコを燻らせており、灰皿付きのゴミ箱が町中に設置されているにもかかわらず、道にはタバコの吸い殻がたくさん捨てられています。

 

私はタバコの煙が苦手なので初めの頃は苦労しましたが、今では少しタバコの臭いに慣れてしまいました。

 

学生も結構タバコを吸っているので、日本で生活していた頃よりも、タバコはより身近な存在になっていると思います。

 

 

個人的な見解ですが、ボローニャの犬は基本的にでかいです。

 

そして、ひとたび犬同士が鉢合わせると、彼らは全身全霊を捧げて吠え合います。

 

こちらの犬たちは、日本の犬たちよりもやりたい放題で、野生の心を完全に失っていないように感じます。

 

私は大きな犬が少し苦手なので、彼らの横を通り抜ける時など、ボローニャの道ではしばしば緊張を強いられています。

 

 

以上、いくつかの観点からボローニャの道の特徴についてお話ししてみました。

 

少し悪い側面が目についてしまったかもしれませんが、基本的にボローニャの道は治安が良くて歩きやすく、細かいところに目を配らなければ全く問題ありません。

 

ボローニャを訪れた際は、何の変哲もない普通の道でも、ぜひ一度立ち止まって観察し、その道の特徴について思いを巡らせてみてください。

 

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ボローニャの2本の斜塔へと続く大通りの様子。ボローニャの道は見所がたくさんあり、非常に魅力的です。