メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

スーパー①

メガネ置きです。

 

以前お話ししたように、私は今回のイタリア留学が、初めて一人暮らしをするきっかけにもなりました。

 

一人暮らしを始めてから最も苦労していることのひとつが、食費の管理です。

 

私はできる限り食費を節約し、そこで浮いたお金を交際費や旅費に充てたいと考えているので、基本的に外食は避け、3食自炊をするよう心がけています。

 

そこで重要になってくるのが、食材を買うためのスーパーです。

 

今回は、私がボローニャで暮らし始めてから利用したことのあるいくつかのスーパーを、簡単にご紹介しようと思います。

 

 

COOP

「coop」は生活協同組合の組合員によって運営されているスーパーで、日本の「生協」と同じ理念と仕組みを有し、イタリアで最も信頼度の高いスーパーのひとつです。

 

普段から私がよく利用しているスーパーでもあり、私の生命線であると言っても過言ではありません。

 

赤いベストを着用したボランティアスタッフがいつも大勢で働いており、組合員としての互助精神が日本よりもよく現れているように感じます。

 

coopの魅力としては、やはりプライベートブランドの豊富さが挙げられると思います。

 

低価格で品質のよい通常ラインのものや、環境に配慮した有機栽培商品のvivi verdeなど様々なプライベートブランド商品があり、お客の需要や価値観に合わせた買い物を手助けしてくれます。

 

また、私が通っているcoopにはバールやイートインスペースが併設されており、安く食事や小休憩を行うこともできて非常に便利です。

 

coopはボローニャ市内に店舗がたくさん点在しているので、どこにいても気軽に利用することができると思います。

 

 

CONAD

私がcoopに次いでよく利用しているのが、「conad」というスーパーです。

 

こちらもイタリア全土に店舗を構える人気のスーパーで、ここボローニャが発祥の地です。

 

もちろん店舗によって異なるとは思いますが、個人的な感覚としては、coopよりも若干価格帯が低めではあるものの、買い物をしている時の楽しさはcoopに劣るといった感じです。

 

また商品にもよりますが、パスタなどのconadのプライベートブランドは特に安いのでおすすめです。

 

ボローニャ市内には、少し北側に偏ってはいるものの複数店舗があるので、coopほどではないにしろ利便性は良いと思います。

 

 

PAM

ボローニャでは、「pam」というスーパーもよく見かけます。

 

私のアパートの近所には店舗がないのであまり利用したことはありませんが、coopと同様にボローニャの中心部から郊外にかけてたくさん店舗を構えているので、利便性は高いです。

 

しかし個人的な意見にはなりますが、pamの店内はなんとなく人間的な温かみが欠けているように感じられ、買い物をしていていまひとつテンションが上がらないのであまり好きではありません。

 

あくまで私個人の見解です。

 

 

スーパーは楽しい

今回ご紹介したものの他にもボローニャには様々なスーパーが揃っており、買い物に不便するのではないかという心配は全く必要ないと思います。

 

ただし、ボローニャの旧市街は面積が小さいうえに住居が密集しているので、大型ショッピングモールなどの施設はバスや電車に乗って郊外まで行かないと見つけることができません。

 

それにしても、一人暮らしを始めるまでは、まさかスーパーでの買い物がここまで楽しいとは夢にも思っていませんでした。

 

日本ではなくイタリアのスーパーだからという特殊性はあるかもしれませんが、ただ店内をうろうろと歩き回っているだけでも毎回新しい発見があり、スーパーに通うことがすっかり日常の楽しみのひとつになっています。