石畳
メガネ置きです。
イタリアの道は、日本の道に比べて歩きづらく、足が疲れやすいです。
その理由は、足場の悪さにあります。
今回は、足元に視線を落とし、イタリアの石畳についてお話しします。
歩きやすい靴で
イタリアでは、歴史的な建造物が現在も大切に保管されており、街並みの中に古い時代の面影を感じることができます。
これは、道に関しても同じです。
イタリアの多くの町では、現在でも古くからの石畳が残されており、その上を人や車が行き交っています。
その石畳のおかげで、イタリアらしい美しい町の景観を楽しめる反面、実際にその上を歩くことに関しては、少なからずデメリットがあります。
イタリアの石畳は、所によっては結構でこぼこしていて歩きづらく、長時間歩き回ると、非常に足が疲れます。
アスファルトや土などの道よりも、地面を踏む感覚がダイレクトに足裏に伝わってくるような感じがします。
ボローニャの道の写真をいくつか撮ってみたので、それらを比較しながら、代表的なイタリアの道を見てみましょう。
…こんな感じの石畳が多いです。サン・ピエトリーノというらしく、重い馬車が通行するのに耐え得る強度の道として整備されたのだそうです。この写真の道のようにある程度舗装されていればまだいいのですが……。
…こんな感じで、まるで足つぼマッサージのようにでこぼこした道もあります。ここまででこぼこだと、なんのメリットがあるのか……。
…一方ポルティコの下の歩道は、このようにツルツルで歩きやすいです。
近年は、道の舗装がかなり進んできてはいるようですが、日本の道歩きと比較すると、やはりイタリアの道歩きは足への負担が大きいと思います。
イタリアを旅行する際は、クッション性のあるスニーカーやソールの厚い革靴など、とにかく歩きやすい靴を履いていくことをお勧めします。