オルヴィエート観光記
メガネ置きです。
ローマ・テルミニ駅から電車で約1時間15分、断崖絶壁の上に佇む中世の古都、オルヴィエートを訪れました。
今回は、その様子についてお話しします。
ついでのつもりが…
オルヴィエートは、ローマがあるラツィオ州の北隣に位置するウンブリア州の町で、町全体が小高い丘の上にまるで要塞のように作られているのが特徴です。
そのためオルヴィエートの中心部に入るには、駅と中心部を結ぶケーブルカーを利用する必要がありました。
…中心部側のケーブルカー乗り場の近くにある、アルボルノツィアーナという城塞。現在は公園として開放されており、下のような絶景を望むことができます。オルヴィエートが、地上から隔離された丘上都市であることがよくわかりました。
オルヴィエートの中心部では、中世の雰囲気を残す小道が迷路のように交差し合っており、町中をただ歩いているだけでもとても楽しかったです。
…オルヴィエートの町並み。中世の世界を体験することができます。
オルヴィエート最大の観光スポットは、14世紀に建てられたゴシック様式の大聖堂で、美しいファサードと特徴的なボーダー模様が目を引きます。
…オルヴィエートの大聖堂。ファサードの迫力がすごいです。
…大聖堂前のドゥオモ広場。
…町の端まで行くと、大自然の景色が目の前に広がります。
…サン・アンドレア教会と鐘楼。12世紀前後の建築で、オルヴィエートで最も古い教会とされています。
また、オルヴィエートは美食の町としても知られており、中でも名産品のトリュフは絶品とのことです。
トリュフ料理は値段が高いイメージがありましたが、パスタの材料として使われる分にはそれほど高くならないようで、トリュフのパスタは10€ちょっとで注文することができました。
…絶景を量産する町、オルヴィエート。
今回のオルヴィエート観光は、オルヴィエート駅に発着する、チヴィタという町行きのバスの待ち時間を利用してついでに行ったものだったのですが、思っていたよりも見所が満載で、とても楽しい時間を過ごすことができました。
その分、ゆっくり観光できるだけの時間がなかったことが少し悔やまれる滞在でした。