ヴェネツィア観光記①
メガネ置きです。
ボローニャから電車で約2時間、水の都ヴェネツィアの玄関口、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅に到着しました。
今回は、カーニバルの期間に訪れた、ヴェネツィア観光の様子についてお話しします。
圧巻のカーニバルショー
私は2年前に一度ヴェネツィアを訪れたことがあったため、今回はその時に行かなかった場所や、カーニバルのショーを中心に観光しました。
まずは、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅からリアルト橋やサン・マルコ広場へと向かう、王道の観光コースを辿りました。
…リアルト橋。この橋の上から、カナル・グランデの絶景を見ることができます。
…サン・マルコ大聖堂。この日は運良く快晴で、大聖堂の白と空の青の組み合わせがとても綺麗でした。
…サン・マルコ広場。中央に見える茶色いステージで、カーニバルのショーが行われました。
ヴェネツィアは、海に近い(というよりも海の上にある)ため風があり、この時期でも結構寒かったです。
…世界最古のカフェといわれる、「カフェ・フロリアン」。長蛇の列ができており、今回はお財布と時間の都合が合わず断念しました。
そして11時頃、サン・マルコ広場の中央に設けられた特設ステージで、ついにカーニバルのショーが始まりました。
…サン・マルコ大聖堂が見下ろすレッドカーペットの上を歩いて、ド派手な格好をした人たちが登場します。
…カーニバルらしい陽気な歌と踊りで、カーニバルショーがスタート。
その日私が見たのは、カーニバルの仮装をしてヴェネツィアを訪れていた一般の観光客たちが集結し、各々の自慢の仮装を披露し合ってその中から1位を決めるという、仮装コンテストのようなショーでした。
どの参加者も、一般の観光客とはとても信じ難いような手の込んだ衣装に身を包み、ステージを華やかに彩っていました。
多くの参加者が、ヴェネツィアのカーニバルのために衣装を手作りしているそうで、そのクオリティの高さに驚かされます。
また、参加者によって仮装のコンセプトや色遣い、アピールポイントなどが異なり、個性的な仮装同士のぶつかり合いを楽しむことができました。
カーニバルの仮装は、仮面を被るだけではないのだなと実感しました。
…トップバッターで登場し、私のこのコンテストに対する印象を全て掻っ攫っていったのが、この方。衣装の細かさと迫力が半端じゃなかったです。
…コスチュームは十人十色。見ていて全く飽きません。
…こんな可愛い参加者も。
…そして、コンテストの優勝者はこの紫のペアでした。優勝も納得のクオリティです。
カーニバルショーを2時間ほど堪能した後は、冷えた体を温めるため、そしてすいたお腹を満たすために、リアルト橋からほど近い「Trattoria alla Madonna」というお店で昼食をとりました。
…イカスミのパスタと、魚介のフリットの盛り合わせ。ヴェネツィアに来たらぜひとも食べたいただきたい、絶品の海鮮料理です。
午後のヴェネツィア観光の様子は、別の記事に分けて書こうと思います。