フィレンツェ観光記
メガネ置きです。
ボローニャから鈍行電車で約1時間40分、花の都、フィレンツェを訪れました。
今回は、その様子についてお話しします。
ヴェッキオ橋と夕日
実は私は、2年ほど前に一度フィレンツェを観光しに来たことがあり、今回が2回目の訪問でした。
それに加えて、今回のフィレンツェ訪問の主な目的が「イタリア各地に留学中の大学の同期会」だったため、そこまで本格的な観光はしませんでした。
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に集合時間よりも早く到着し、特に行きたい場所もなかったので、とりあえずドゥオーモ周辺をぶらぶらすることにしました。
…フィレンツェの顔、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。駅から中心部に向かって歩いていると、突如としてその荘厳な姿を現します。
…ドゥオーモのすぐ近くにある、サン・ジョヴァンニ洗礼堂。真っ白な外観が眩しいです。
今回は集合時間を考慮して、内部の見学はパスしました。
その後は、アルノ川へ向かってフィレンツェの街を南下し、私がフィレンツェで一番好きな観光スポット、ヴェッキオ橋を訪れました。
…観光客で溢れかえる、シニョリーア広場を素通り。この後のウッフィツィ美術館にも目もくれず、一直線にヴェッキオ橋を目指しました。
…ヴェッキオ橋。その名の通りフィレンツェで最も古い橋で、現在その上には多くの宝石店が立ち並んでいます。
…所々建物が出っ張っており、橋の上に住居を構えるかつての習慣の名残が見られます。
…反対側から見たヴェッキオ橋。
そして、私が最もお勧めするフィレンツェの絶景が、このヴェッキオ橋と夕日を一緒に眺められる、グラッツィエ橋からの景色です。
…ヴェッキオ橋と夕日。息を呑む絶景です。橋の上でじっと待機し、空の色が変わっていくのを眺めていました。
今回はあまりフィレンツェの観光名所をご紹介できませんでしたが、街全体がひとつの美術館のような魅力溢れる場所なので、ぜひ人生で一度は訪れてほしいです。
ただ、観光客で溢れかえったフィレンツェを歩いていると、他の町ではあまり感じなかったスリなどへの「危ない」という意識を感じる場面があったので、観光の際はお気をつけください。
また、有名なフィレンツェグルメのひとつ、ビステッカを食べ損ねてしまったことが個人的に心残りなので、いつかリベンジをしたいと思います。