illy
メガネ置きです。
先日LAVAZZAに関する記事を書きましたが、イタリアには他にもたくさんのコーヒーブランドがあります。
今回は、その中でも特に有名な、illyというブランドについてお話しします。
イタリアのエスプレッソを牽引
illyは、1933年、イタリア北東部のスロベニア国境付近にある町、トリエステで誕生したブランドです。
イタリア国内だけでなく世界的に支持されているブランドで、世界140カ国以上でコーヒーが販売されています。
イタリアでは、多くのバールやリストランテでillyのコーヒーが採用されており、illyは長らくイタリアのエスプレッソ文化を牽引する存在としてその名を馳せてきました。
人気の秘密は、徹底した品質管理と、アラビカ種100%のこだわり抜かれたシングルブランドによるコーヒーの安定した美味しさにあり、愛情のこもった変わらぬ味が提供され続けています。
illyのコーヒーはもちろん家庭用にも販売されており、スーパーなどで買うことができます。
…illyのコーヒー。可愛いデザインの缶で販売されています。密閉性はそれほど高くないと思いますが、コーヒーの保存容器としても使えます。
初めてillyのコーヒーを飲んだ時の感想は、「お店で飲むエスプレッソのような味がする」でした。
もちろんお店の味には遠く及ばないのですが、illyのコーヒーを採用しているお店が多いためか、お店で飲むエスプレッソの風味に似たものを感じました。
基本的には苦味が強いのですが、後味の中に微かにコーヒーの甘みも感じられました。
ちなみに、日本では「illy」を「イリー」と呼ぶのが一般的ですが、イタリアでは「イッリ」と発音されます。