メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

トリノ観光記③

メガネ置きです。

 

イタリアに来た直後に訪れたトリノの地に、再び足を踏み入れることになりました。

 

今回は、前回のトリノ観光で回れなかった場所を訪れたので、その様子についてお話しします。

 

 

コーヒーに満たされた1日

私が、前回のトリノ観光で後悔していたことのひとつに、トリノ名物の「ビチェリン」という飲み物を飲まなかったことがありました。

 

今回の観光で、遂にそのビチェリンを飲むことができたのですが、それについてはまた別の記事で書きたいと思います。

 

ビチェリンは、生クリーム、コーヒー、ホットチョコレートが使われた甘い飲み物なのですが、コーヒー好きの私にとっては夢のような美味しさで、心も身体もコーヒーと幸福感で満たされました。

 

f:id:occhiali_megane:20190118172533j:image

…ドーラ・リパリアという川を渡り、次の目的地へ。

 

f:id:occhiali_megane:20190118172637j:image

…昼食には、ピッツァ・アル・テガミーノという、ピエモンテ州伝統の、小さなフライパンで作るパンピザを食べました。ナスやズッキーニなど、野菜が載ったものを選びました。一般的なピザに比べて生地に厚みがあり、もっちりとした食感が楽しめるピザでした。

 

次に訪れたのは、中心地から少し北に外れたところにある、「Museo Lavazza」というコーヒーの博物館でした。

 

トリノで創業された、「LAVAZZA」というイタリアの有名なコーヒー会社が監修する新しい博物館で、LAVAZZAの歴史やコーヒーの製造方法が学べる展示、エスプレッソやドリップコーヒーの試飲スペースなどがあり、コーヒー好きには堪らない内容となっていました。

 

f:id:occhiali_megane:20190119210524j:image

…Museo Lavazza。近代的な外観の建物で、周りの風景から少し浮いていました。

 

f:id:occhiali_megane:20190119210635j:image

…博物館の内部。チケット購入時にエスプレッソカップの形をしたストラップを渡されるのですが、館内の至る所にあるソーサー型の電子パネルにそのカップをかざすことで、展示に関する映像が流れる仕組みになっていて面白かったです。

 

試飲スペースでは、同じコロンビアの豆を使用し、94度と91度という、異なる温度のお湯で抽出したエスプレッソの飲み比べを体験しました。

 

たった3度の違いでも、コーヒーから感じられる酸味の強さがかなり異なっていて、興味深かったです。

 

まだあまり知られていませんが、このMuseo Lavazzaは、個人的にはトリノで最もおすすめできる観光スポットだと思います。

 

f:id:occhiali_megane:20190119211706j:image

…夕食は、「Poormanger」というお店で、Patata ripienaと呼ばれる料理をいただきました。皮付きのジャガイモの上に、トーマチーズときのこ、そして生ハムが載ったものを注文したのですが、小さな見た目とは裏腹にかなりボリュームがあり、美味しかったです。

 

f:id:occhiali_megane:20190119211859j:image

…店内の様子。

 

振り返ってみると、図らずもコーヒーに満たされた1日となりました。

 

今後も、イタリアのコーヒー文化を余すことなく吸収し、日本に持ち帰りたいと思います。