メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

ヴァチカン観光記

メガネ置きです。

 

イタリアの首都ローマの西部にある世界最小の独立国家で、カトリック教会の総本山でもある神聖な場所、ヴァチカンを訪れました。

 

今回は、その様子についてお話しします。

 

 

早起きのすゝめ

ヴァチカン市国は、総面積約0.44㎢、総人口約800人の世界一小さな国家として知られており、その全域がユネスコ世界文化遺産に登録されています。

 

ローマ市内にちょこんと国土を有しているという不思議な国で、イタリアとの出入国時に審査などはなく、双方の行き来は原則自由となっています。

 

カトリック教会の本拠地・ローマ教皇の座所として栄えてきた歴史があり、その狭い国土の中には、サン・ピエトロ大聖堂をはじめとする重要な建築物が並んでいます。

 

今回私は、ヴァチカンに滞在できる時間が非常に限られていたために、サン・ピエトロ広場とサン・ピエトロ大聖堂の2つしか見ることができませんでした。

 

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…サン・ピエトロ広場。美しい回廊に囲まれた真っ白な円形の広場で、大きな噴水が象徴的です。

 

ヴァチカンは非常に観光客に人気がある場所のため、サン・ピエトロ大聖堂を見るにしてもヴァチカン美術館を見るにしても、とにかく早起きが必須です。

 

どちらも朝早く行かないと観光客が長蛇の列を作ってしまい、中に辿り着くまでに相当な時間待たされることになります。

 

私は、時間的猶予から美術館を捨てて大聖堂の見学に焦点を絞り、8:50分頃にヴァチカンに到着するようにしました。


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サン・ピエトロ大聖堂に入る前の荷物検査。8:50着で、大体20分ほど並びました。

 

私が荷物検査をする頃には既に後ろの列が物凄い長さになっていたので、大聖堂を効率良く見学したい方は、絶対に早起きすることをお勧めします。


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サン・ピエトロ大聖堂。世界最大規模のキリスト教会で、内部だけでなくクーポラにも登ることができます。今回は内部の見学のみです。


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サン・ピエトロ大聖堂の内部。白くてで明るい雰囲気の外観とは対照的に、全体的に落ち着いた暗めの印象を受けました。


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…観光客が大勢いるはずなのに広い大聖堂内は不思議と静けさが保たれており、短い滞在ではありましたが、さすがはカトリックの本拠地という威厳が感じられました。


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…さほど列に並ばずに大聖堂を見学することができたので、とりあえずは満足でした。また来る機会があれば、もう少し時間を取ってゆっくり観光したいです。

 

ちなみに、ローマ出身の友達によれば、ヴァチカン美術館に行く際は、事前に予約をしておくのがマストだそうです。

 

皆さんも、到着時間や観光ルートをしっかりと計画したうえで、効率良くヴァチカンを観光してみてはいかがでしょうか。