セアダス
メガネ置きです。
今回は、私が気に入ったイタリアグルメについてお話しします。
セアダス
今回ご紹介するのは、「セアダス」という面白い名前のドルチェです。
前回のクルルジョネスに続き、サルデーニャ島の伝統的な料理のひとつです。
…セアダス。写真だと少し分かりづらいですが、これが結構な大きさでした。
セモリナ粉で作った生地を大きなラヴィオリ状に形成し、中にペコリーノチーズや柑橘類のピールを詰め、こんがりと焼き色が付くまで揚げて作られます。
熱々のうちに、蜂蜜や粉砂糖をかけて食べるのが一般的です。
チーズと蜂蜜が組み合わさったドルチェが美味しくないはずがないので、私はカリャリを訪れた際にこのセアダスを迷わず注文しました。
サクサクの生地とペコリーノチーズの香ばしさが、蜂蜜が加わることによってより強調されているように感じられ、本当に美味しかったです。
サルデーニャを訪れた際は、絶対に食べて欲しいドルチェです。
ただ、ドルチェにしてはかなりボリュームのある一品なので、プリモやセコンドをがっつり食べた後に注文すると、少々大変な思いをするかもしれません。
カサディナス
今回はもうひとつ、「カサディナス」というサルデーニャのお菓子も紹介したいと思います。
器状に形成したパリパリのパスタ生地の中に、リコッタチーズやオレンジなどの果物を使った黄色いケーキが入っています。
イースターの時期に食べられるお菓子なのだそうですが、町のパスティッチェリアで見付けることができました。
…カサディナス。上から見ると小さな太陽のような、可愛い見た目をしたお菓子です。優しい甘さでとても美味しかったです。