メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

英語

メガネ置きです。

 

私はボローニャで留学生活を送る中で、日本人と話をする時を除いては、ほとんどの場合イタリア語を使っています。

 

私の場合は英語があまりうまく話せないのでイタリア語を使わざるを得ないのですが、ボローニャ大学には、イタリア語を使わずに英語だけで勉強している留学生も少なからずいるようです。

 

今回は、ボローニャにおける英語事情について、私が知っている限りでお話しします。

 

 

英語は通じるのか

そもそも、ボローニャで英語は通じるのでしょうか。

 

私としては、基本的に通じると考えて間違いないと思います。

 

ボローニャ大学の学生や教授、大学職員とは、それぞれの得意不得意はひとまず置いておいて、英語を使って問題なくコミュニケーションが取れます。

 

ボローニャ旧市街のお店などにおいても、これまで英語が通じずに不便に思ったことは一度もありません。

 

イタリア人はしばしば、自分たちは英語があまり得意ではないと謙遜しますが、私はみんな本当に英語が上手だなと思いますし、あまり上手に話せない人も、なんとか英語を使ってコミュニケーションを取ろうという積極的な姿勢を持っていてとても良いなと思います。

 

ボローニャでは、英語しか話せなくても、普通に生活していけます。

 

 

英語の授業

ボローニャ大学には、語学としての英語の授業と、英語で開講されている学部の授業の、2通りの英語の授業があります。

 

私が見学をした語学の授業では、教科書を使って文法や会話の練習をしたり、英語での論文の読み書きを学んだりしていました。

 

学部の授業の方は、イタリア語で開講されているものほど数は多くありませんが、様々な学部で英語での授業が用意されているようです。

 

友達によると、英語での授業はそこまでバリエーションが豊富なわけではないらしいので、事前にどんな授業が英語で行われているのかを確認し、自分の学びたい分野の授業が英語で受けられるかどうかを把握しておくと良いでしょう。

 

ちなみにボローニャ大学では、「Introduction to Italian Culture」というイタリア文化に関するリレー講義が留学生向けに英語で開講されているので、興味がある方は一度シラバスを調べてみてください。

 

 

英語留学という選択

冒頭でも言いましたが、ボローニャ大学には、英語だけを使って勉強をしている留学生もいます。

 

もちろんイタリアで生活している以上、日常的な場面でのイタリア語の使用を避けて通ることはできませんが、英語で開講されている授業をうまく履修しながら、英語だけで自分の専攻分野について学んでいくことは可能です。

 

しかし、英語の語学力の向上となると、少し話が変わってくると思います。

 

英語の授業を受けたり、他国からの留学生と交流したりすることで英語力を伸ばすことはもちろん可能ですが、純粋に英語の語学力を身に付けたいのであれば、英語圏の国に留学をした方が絶対に効率が良いと思います。

 

ボローニャ大学に英語留学をする場合は、英語力の向上と同時にイタリア語力の向上も図りたい、あるいはボローニャ大学でしか学べない分野を学びたいなどの目的がないと、他の英語圏の大学との差別化を図るのは少し難しいかもしれません。