メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

ブカティーニ

メガネ置きです。

 

今回は、私が気に入ったイタリアグルメについてお話しします。

 

 

ブカティーニ

今回は、数あるイタリアパスタの中でも変わり種のひとつ、ブカティーニというパスタをご紹介します。

 

ブカティーニは、ローマを中心とするイタリアの中部地方でよく用いられているパスタで、発祥はシチリアとされています。

 

一見するとスパゲッティと同じような普通のロングパスタですが、「穴」という意味のイタリア語「Buco」に由来するその名の通り、パスタの中心に円形の空洞があることが最大の特徴です。

 

イタリアには、ペンネやマッケローニなど中心に穴の空いたショートパスタが数多く存在しますが、穴空きのロングパスタというのは比較的珍しく、ブカティーニはスパゲッティとペンネの両方の性質を兼ね備えたパスタであると言えます。

 

中心に空洞のあるタイプのパスタの特徴として、空洞の中にソースが入り込んでよく絡むため、濃厚なソースと非常によく合うということがあります。

 

また、空洞がある分表面積が増えるため、スパゲッティなどに比べると茹で時間が短くて済むという利点もあります。

 

私はイースター休暇中にローマを観光した際に、このブカティーニというパスタを食べることができました。

 

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ブカティーニ・アッラマトリチャーナ。アマトリチャーナは、イタリア中部で特に親しまれているパスタソースで、トマト・ペコリーノチーズ・グアンチャーレを使った濃厚な味が特徴です。今回ご紹介したブカティーニというパスタと、最も相性が良いと言われるソースのひとつです。


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…少し分かりづらい写真で申し訳ないのですが、パスタがこのような細い筒状になっていました。スパゲッティなどのロングパスタに比べ、歯応えがよりしっかりとしているように感じました。