メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

Sfoglia Rina

メガネ置きです。

 

今回は、ボローニャで見つけたおすすめのお店についてお話しします。

 

 

パスタを食べるなら、ここ!

美食の町、ボローニャ

 

美味しい食べ物がたくさん集まるこの町では、選択肢が豊富な分、どこで何を食べるべきかを決めるのは簡単ではありません。

 

そんな中、ボローニャで美味しいパスタを食べるならここ!と、胸を張ってお勧めできるお店があります。

 

今回ご紹介するのは、観光名所であるボローニャの斜塔から歩いてすぐの、「Sfoglia Rina」というパスタ料理のお店です。


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…Sfoglia Rina。遊び心が随所に取り入れられた、明るく芸術的なデザインの店内。

 

このお店の歴史は、ロレンツォのRina De Franceschiという方が、1963年に生パスタを作るお店を開いたところから始まりました。

 

初めは手作りの生パスタを店頭販売するだけでしたが、やがて店内で新鮮なパスタ料理を提供するようになって成功を収め、2015年にはボローニャの中心部に新店舗をオープンするに至りました。


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…もちろん現在も、生パスタの販売は行われています。ショーケースの中に、鮮やかな色のパスタがずらっと並んでいました。


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…店内奥が食事スペースです。入ってすぐの明るい雰囲気とは対照的に、照明を落とした落ち着いた雰囲気になっていました。

 

パスタを専門に取り扱うお店なだけあって、店内には、パスタに関する面白い工夫がたくさん散りばめられていました。


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…ナイフとフォークに、ショートパスタ。


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…壁一面に、麺棒。

 

そして、50年以上にもわたってパスタを作り続けてきたこちらのお店でいただくパスタは、本当に絶品でした。

 

メニューは、タリアテッレやトルテッリーニなどの王道パスタが選べるMenù tradizionale と、週替わりのMenù settimanaleの2種類があり、私は迷った末にその週のパスタの注文しました。

 

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…白アスパラガス、ペコリーノチーズ、紫じゃがいものポテトチップスのパッサテッリ。パッサテッリは、生地に卵をたっぷりと使用し、パスタマシンで押し出して作る短めのパスタです。ヴィンテージのフライパンのような器がお洒落。

 

他ではあまりお目にかかれない味付けのパッサテッリでしたが、もちもちの食感と濃厚なチーズの旨味、そしてアスパラガスのほのかな苦味がバランスよく絡み合い、めちゃくちゃ美味しかったです。

 

なんといっても、やはりパスタそのものが美味しい。

 

ボローニャで何かパスタ料理を食べたい気分になった時は、Sfoglia Rinaに行けばまず間違いないと思います。

 

ただひとつ注意しておくべきことは、閉店時間が20:00(注文を締め切るのは19:00)と、他のお店に比べて少し早いということです。

 

のんびりと食事をしたい場合は、お昼に訪れるといいかもしれません。