リミニ観光記
メガネ置きです。
ボローニャから電車で約1時間半、イタリアのマイアミこと、リミニを訪れました。
今回は、その様子についてお話しします。
美しい砂浜とパラソル畑
リミニは、エミリア・ロマーニャ州の東端、アドリア海に面するイタリア屈指のリゾート地で、6月〜9月のバカンスシーズンには多くの海水浴客が訪れます。
また、イタリア領内に国土を持つサンマリノ共和国への玄関口としても知られており、日本ではまだそれほどメジャーではありませんが、夏のイタリアで特に人気のある観光地のひとつです。
今回私は、ボローニャから日帰りでリミニとサンマリノ共和国を一気に観光したため、リミニに滞在していたのはその日の午前中のみと少し短めでしたが、それでも十分に楽しむことができました。
リミニ最大の魅力は、美しいアドリア海のビーチです。
「イタリアのマイアミ」とも称されるリミニのビーチは本当に綺麗で、特に真っ白できめ細やかな砂が印象的でした。
その日は雲ひとつない快晴だったこともあり、ビーチにはまるで青と白の2色しか存在していないかのような、非日常的で美しい光景が広がっていました。
…リミニのビーチ。6月初旬はまだ人がそれほど多くなく、落ち着いて観光することができました。
…ビーチのすぐそばには、真っ白な観覧車もあります。私が行った時には動いていなかったのですが、アドリア海と砂浜を一望できるアトラクションとして人気です。
さらにリミニのビーチ一面には、カラフルなビーチパラソルがまるでお花畑のように並べられており、その眺めも非常に綺麗でした。
…このように、様々な色・形のビーチパラソルとビーチチェアが、砂浜にずらっと並んでいました。入場料を払えば、好きなところでのんびり一休みすることができます。
…ビーチは数十の区画に分けられており、それぞれに番号が割り振られています。区画ごとにパラソルなどのテイストが異なるので、海岸線を歩きながら景色の変化を楽しめました。
また、このビーチには数え切れないほどのビーチバレー用のコートが設置されているので、気軽にビーチバレーやビーチテニスなどのスポーツで遊ぶこともできます。
もう少しゆっくりとビーチに滞在していたいところでしたが、時間の都合で町の中心部へと移動し、パパッと要所を見て回ることにしました。
…アウグストゥスの凱旋門。現存する古代ローマ時代の凱旋門の中では最古のもので、紀元前27世紀に元老院が初代ローマ皇帝に贈ったと言われています。
…トレ・マルティーリ広場。
…マラテスティアーノ寺院。少し変わった造りの教会です。
…ティベリウス橋。2代目ローマ皇帝ティベリウスの時代に完成したもので、難航続きの橋の完成を悪魔に祈ったことから、「悪魔の橋」とも言われています。
短い滞在ではありましたが、押さえておくべきリミニの魅力はほとんどコンプリートできたので良かったです。
次は、ここリミニからバスで訪れることができるイタリアの中の小さな独立国、サンマリノ共和国を紹介しようと思います。