メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

EATALY

メガネ置きです。

 

イタリアは、各地域の生産者たちを中心に据えた、非常に多様な食文化を持つ国です。

 

そんな地域ごとの豊かな食文化を世界中に発信し続ける、「EATALY」というお店があります。

 

今回は、そのEATALYのボローニャ店に潜入しながら、EATALYがどんなお店なのかについてお話しします。

 

 

食べる、買う、学ぶ

EATALYは、英語のEATとITALYを組み合わせて作られた名前です。

 

イタリアのトリノで2007年にオープンし、2019年現在は日本を含む世界各国にお店を構え、活動の幅を広げています。

 

世界に誇れるイタリアの食文化を、「食べる、買う、学ぶ」の3つの機会を通して広めることを目的としており、特に生産者たちの伝統を重んじた生産方法や品質管理、そしてそれぞれの食材の背後にある歴史を伝えていくことを第一にしています。

 

厳選された各地の高品質な食材を、一般的なスーパーのように購入する(「買う」)ことはもちろん、店内に併設されたバールやレストランでそれらの食材を用いて作られた料理を実際に味わったり(「食べる」)、料理教室や生産者によるデモンストレーションなどのイベントを通して食の経験や知識を身に付けたり(「学ぶ」)することもできます。

 

ボローニャにある「FICO EATALY WORLD」という大規模な食のテーマパークも、このEATALYが監修しています。

 

そんなEATALYのボローニャ店は、「Coop Ambasciatori」という書店と一体化しているため、他の店舗とは少し違った趣を持っています。

 

3階建ての店内には本がずらりと並べられており、その合間を縫う形でEATALYが商品や食事を提供しています。

 

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…1階。このフロアは本屋がメインです。


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…1階にはバールもあります。イタリア各地のワインをテイスティングすることができます。


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…店内中央を貫くエスカレーターで上に登っていきます。


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…2階。このフロアはEATALYがメインです。スペースの都合か、陳列棚のすぐ脇にもテーブルが置かれています。


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…可愛いボトルのオリーブオイル。


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…棚の上部には、このようなパネルが設置されています。ここにも食を「学ぶ」機会が見られます。


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…3階。再び本屋がメインです。天井がガラス張りになっており、開放的なフロアです。


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…3階には、オステリアも併設されています。

 

ちなみにこのお店では、本(EATALYの商品は定かではありません)を購入する際に10%の学生割引が適応されるので、通常の書店よりも少し安く買うことができます。

 

EATALYでは、優れた品質の食材だけを取り扱っているため値段は全体的にやや高いものの、正真正銘のイタリアの食文化に触れることができます。

 

私はまだ行ったことがないのですが日本にも店舗がいくつかあるので、ぜひ本場のイタリアの食を体感してみてください。