ボローニャ観光記⑤
メガネ置きです。
ボローニャの観光名所を紹介する、ボローニャ観光記シリーズの第5回目です。
今回は、未完成の巨大な教会、「サン・ペトローニオ教会」をご紹介します。
町のシンボル
サン・ペトローニオ教会は、ボローニャの町の守護聖人である「サン・ペトローニオ」を祀ったイタリアンゴシックの教会で、ヴァチカン、ミラノ、フィレンツェの大聖堂に続き、イタリアで4番目の大きさを誇ります。
ボローニャ観光の拠点となるマッジョーレ広場に位置しており、広場を見下ろすように佇む教会のファサードは、見る者を圧倒させる威厳を放っています。
アッシネッリとガリセンダの塔と並び、ボローニャの町のシンボルとして親しまれています。
…サン・ペトローニオ教会。
14世紀の後半に建設が始められましたが、写真を見ていただければわかるように、正面部分は現在も未完成のままになっています。
ミラノ大聖堂のような精巧な装飾は見られませんが、未完成だからこそ出せる、どっしりとした、いい意味で無骨な佇まいが特徴的で、個人的にとても気に入っています。
入場は無料ですが、原則として内部の写真撮影は禁止されており、どうしても写真を撮りたい場合は、売店で撮影料を支払う必要があるようです。
内部は非常に開放的で、時間が外の世界よりもゆっくりと流れているような、落ち着いた印象を受けました。
…内部の様子。窓から差し込む陽の光が幻想的でした。
他の都市の教会とは一風変わったボローニャのサン・ペトローニオ教会は、一見の価値ありです。