バーリ観光記
メガネ置きです。
ナポリから高速バスで約3時間、南イタリア有数の寄港地、バーリを訪れました。
今回は、その様子についてお話しします。
住みやすそう
バーリは、イタリア半島南部の「かかと」部分にあたるプーリア州の州都でアドリア海に面しており、国内外から多くの船が寄港する港湾都市として知られています。
また、アルベロベッロやマテーラ、レッチェなど、南イタリアの有名観光地へのアクセスが比較的良いため、今回の私のように、南イタリア観光の拠点としてバーリを利用する人も少なくありません。
バーリ自体は、観光の中心となる旧市街が北部の岬に集中しているため、半日もかからずに大体回ることができました。
…バーリの町並み。
…旧市街に到着。街道や建築物の様子ががらりと変わります。
バーリの旧市街はそこまで広くありませんが、迷路のように入り組んでおり、全体的に生成りに近い白で統一されていてなかなか見応えがありました。
…サン・サビーノ大聖堂。ロマネスク様式の聖堂で、大きなバラ窓が特徴です。
…サン・ニコラ聖堂。こちらもロマネスク様式の建築で、バーリの守護聖人である聖ニコラを安置しています。
…聖ニコラの像。聖ニコラは、サンタクロースのモデルになったという伝説があります。(祝福の印として)ピースをしているので、一緒に写真撮影してあげましょう。
…サン・ニコラ聖堂の内部。写真では少しわかりづらいですが、アーチが架かっているのが特徴です。
…バーリの海。旧市街を1周したら、海沿いの散歩道を歩くのもアリです。
また、旧市街の風情ある歴史的町並みとは対照的に、バーリの駅周辺エリアは結構発展していました。
旧市街の道がくねくねと入り組んでいるのに対し、中央駅付近の道は碁盤目状にきっちりと整備されているのが印象的でした。
駅の近くにはバーリ大学もあり、留学生の目線で見ると、バーリはかなり住みやすそうな町だなと思いました。
…バーリ大学。校舎の雰囲気は、ボローニャ大学と全然違いました。
…バーリのメインストリート。若者が好きそうなお店がたくさん集まっており、大学都市らしい感じがありました。