メガネ置きボローニャ留学日記

イタリアのボローニャに留学している、メガネ大学生の日記です。

ボローニャ観光記⑥

メガネ置きです。

 

ボローニャの観光名所を紹介する、ボローニャ観光記シリーズの第6回目です。

 

今回は、ボローニャ観光の中心地「マッジョーレ広場」と、その周辺の建物をご紹介します。

 

 

ぐるりと見回す

マッジョーレ広場は、ボローニャ旧市街のほぼ中央部に位置する大きな広場で、数百年にわたってボローニャの政治、文化の中心であり続けています。

 

四方を歴史的建造物に囲まれ、自身がボローニャを代表する観光名所であるだけでなく、斜塔やファッションストリート、市場通りなどへのアクセスが良く、観光案内所もあるため、ボローニャ観光の中心としても非常に重要な場所です。

 

周辺では様々なイベントが催され、ボローニャ市民の憩いの場としての役割も果たしています。

 

それでは、マッジョーレ広場をぐるりと見回してみましょう。

 

まず南側を見れば、先日ご紹介した、サン・ペトローニオ教会が目に飛び込んできます。

 

東側には、バンキ宮殿という、広場の他の建物よりも比較的新しい建造物があります。

 

宮殿の後ろには市場通りがあり、その庶民的な景観とマッジョーレ広場の美しい景観とを隔てるために、この建物が建てられたと言われています。

 

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マッジョーレ広場。右がサン・ペトローニオ教会、左がバンキ宮殿。

 

バンキ宮殿の向かい側、西側にはボローニャ市庁舎があります。

 

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ボローニャ市庁舎。

 

ボローニャ出身の画家、ジョルジョ・モランディの作品が見られる美術館が開設されているほか、上階の窓からは、マッジョーレ広場を一望することができます。

 

そして残る北側には、ポデスタ宮殿とエンツォ王宮があります。

 

ポデスタ宮殿内には観光案内所があり、ここで斜塔に登るための予約を行うことができます。

 

また、ポデスタ宮殿のアレンゴの塔の真下には、四隅のうち対角線上にある1組の隅の近くに立ち、壁に向かって話しかけると、離れているのに会話ができるという不思議な正方形の空間があります。

 

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…ポデスタ宮殿。1階部分には、バールやお土産屋さんも入っています。

 

また、市庁舎とエンツォ王宮の間には、ボローニャ忠犬ハチ公像、待ち合わせスポットとして絶大な支持を誇る、ネプチューンの噴水があります。

 

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ネプチューンの噴水。右手にちらっと見えるのがエンツォ王宮で、左手にちらっと見えるのがサラボルサ市立図書館です。

 

1つの記事に無理やり情報を詰め込んだ形になってしまいましたが、マッジョーレ広場周辺には、素敵な見所がたくさんあります。

 

観光客の数もそこまで多くなく、いつも落ち着いた雰囲気が流れているので、私はこの広場が気に入っています。

 

ボローニャを旅行する際は、ぜひこの広場の中心に立って、ぐるりと1周、ゆっくり四方の景色を見回してみてください。

 

この広場の魅力が、体感できると思います。