ティラミス

メガネ置きです。

今回は、私が気に入ったイタリアグルメについてお話しします。

ティラミス

数あるイタリアンドルチェの中で、日本で最も有名なもののひとつに、ティラミスが挙げられます。

日本では1990年代にブームになって以降、現在に至るまで不動の人気を獲得しているスイーツです。

もちろん本場イタリアでも、非常に人気があります。

発祥の地には諸説ありますが、北イタリアで生まれたとされ、現在はイタリア各地のリストランテのドルチェメニューでその名を目にするようになりました。

ちなみにイタリア語では、名前自体は日本語と同じですが、ティラミスの最後の「ス」にアクセントを置いて発音します。

特筆すべきは、その濃厚さ。

卵やマスカルポーネチーズ、砂糖などを混ぜて作る濃厚なクリームは、口に入れた瞬間に幸せを運んできます。

そのクリームの甘さの中に、エスプレッソコーヒーのほのかな苦味が感じられ、大人っぽい深みのある味わいになっています。

ラム酒やブランデーなどのお酒を混ぜて、さらに大人っぽい味に仕上げるレシピもあります。

私は留学前から、このティラミスを本場イタリアで食べられる日を心待ちにしていました。

…ティラミス。ついにこの日がやって来ました。

こちらのティラミスは、甘さを抑えてコーヒーのビターな味を引き立てており、スポンジはふわっと軽い食感で、とても美味しかったです。

日本では、コーヒーの苦味を抹茶の和風な苦味に置き換えた「抹茶ティラミス」などのアレンジが流行っていることもあり、ティラミスが世界でどのような進化を遂げていくのか、今後が楽しみです。