ゼッポリーネ
メガネ置きです。
今回は、私が気に入ったイタリアグルメについてお話しします。
ゼッポリーネ
今回ご紹介するのは、「ゼッポリーネ」という料理です。
日本では、海苔やワカメなどの海藻類がごく普通に食べられていますが、イタリアをはじめとするヨーロッパでは、この食文化はあまり一般的ではありません。
しかし、このゼッポリーネというイタリア料理には、ヨーロッパでは珍しく青海苔が使用されています。
ナポリの郷土料理であるゼッポリーネは、青海苔を混ぜ込んだピザ生地を油で揚げたおつまみ風の料理で、アンティパストとしてよく食べられています。
味付けは塩のみと非常にシンプルで、青海苔が持つ磯の風味を存分に味わうことができます。
ひとつひとつは真ん丸のひと口サイズですが、ピザ生地を使用しているためもっちりとした歯応えがあり、見た目以上に満足感のある料理でした。
…ゼッポリーネ。黄色い生地に、緑色の海苔が散りばめられています。
新鮮な海産物が採れる、ナポリならではの料理だなと思いました。